ニューイヤーコンサートに関する知識をつけましょう

img_01

数百年の歴史を誇るクラシック音楽に比べ、ポピュラー音楽が一般的になったのが1950年代と言われています。

およそ60年ほどの短い歴史しかないポピュラー音楽ですが、その勢いは凄まじく、毎月発売される新しい音源のほとんどが細分化されたポピュラー音楽のジャンルで占められているのが現状です。

ポピュラー音楽の隆盛は、新しいリスナーを獲得すると同時に、多くのアマチュア演奏家も獲得しました。趣味で楽器を演奏する人々の多くが、好みの曲のコピーからスタートします。

ニューイヤーコンサートの情報探しはそれほど難しくありません。

その際に大きな手助けとなるのが楽譜です。

従来は出版物として販売されていた楽譜も、現在ではネット上でデータとして販売されるものも多く、アマチュア演奏家は好みの楽曲だけの楽譜を購入することも可能となりました。

アルバム単位、アーティスト単位でしか購入できなかった書籍としての楽譜が、必要な楽曲分だけを安価で手に入れることが出来るようになり、それが若年層を中心として演奏家の裾野を広げる一因となりました。

楽譜の形態も様々なものがあり、主にギターやベースといった発弦楽器の演奏者を対象とした、音譜や奏法を記号化したタブ譜と呼ばれる物が主流となり、楽器初心者にとって難関である音楽理論抜きでも演奏を楽しめるようになりました。


近年におけるコンピューターの普及により、以前は採譜者の耳に頼っていた採譜も格段に効率がよくなったことによる楽譜自体の流通量も増加し、記譜記号の整理と進化により従来は表記に難のあった、オリジナル演奏者の手癖と呼ばれる微妙なニュアンスや崩れた部分までも、本来のものに近い形で楽譜として表すことが可能となりました。

紀元前からの長い歴史を持つ楽譜が、新しいジャンルであるポピュラー音楽の登場によって、急激な発展を遂げ、それまでは主に音楽を志す人たちに利用されてきたものが、趣味で演奏を行う一般のアマチュア演奏家の間に広まったのです。


そのアマチュア演奏家の拡大が、次世代のアマチュア演奏家を生み出すという好循環が生まれ、その循環の根本にあるのが楽譜というわけです。